Feeding, Milking
"自動で餌を積み込んで配って、餌を寄せてくれる、とても画期的な機械だと思います"

株式会社CATTLE CHUMS様(北海道稚内市) 佐藤 正輝 様(写真右) 島田 玲央奈 様(写真左)
導入インタビュー
■飼養頭数:444頭
■搾乳頭数:219頭(搾乳ロボット:174頭、つなぎ牛舎:45頭)
■作業人数:5名(佐藤様ご夫婦・島田様ご夫婦、従業員1名)
■導入設備
・給餌ロボット ベクターMFR×2台
・フィードグラバー
・アストロノートA5×4台
・哺乳ロボット CALM
導入のきっかけは?
・給餌ロボット ベクター
人数が限られた中での作業となる計画だったので自動給餌を選択しました。また、牛舎のレイアウトを考えた時に、レール式の給餌機はどうしても給餌通路の幅が狭くなるため、それではもし何かがあった時に対応できないと考え、新しいこのベクターシステムが一番だと思って選択しました。
・フィードグラバー
TMRセンターだったこともあり、ストッカーも検討しましたが、TMRを給餌機に入れ直すことを考えたときに、グラバーで積み込んだ方が良いという話になってグラバーシステムにしました。
・搾乳ロボット アストロノートA5
LELY社が推奨しているフリーカウトラフィックという、牛が自由に搾乳ロボットに入って、自由に食べて、自由にベッドに寝るという流れが良いと思ったことと、世界でも日本でも導入実績が一番高かったこと、そしてコーンズエージーのアフターサポートがしっかりしていることが搾乳ロボットを導入した一番のきっかけです。

製品の良い点は?
・給餌ロボット ベクター フィードグラバー
グラバーは目立ったトラブルもなく自動で積み込んでくれて、音もすごく静かなのでストレスフリーで良い感じに動いてくれています。ベクターシステムは、自動で餌を配って餌を寄せ、足りない所には足してくれてとても画期的な機械だと思っています。一日何回も餌寄せしながらサイレージの餌の量を確認し、少ない所にだけ戻ってきて餌を足すというシステムがとても優れていると思います。

搾乳ロボット アストロノートA5
搾乳時間に人が拘束されない点が一番のメリットだと思います。朝晩2回の搾乳では牛たちが乳房が張らなくてはいけないこともあったのが、そこまで張らなくても自分でロボットに向かい、3回、牛によっては4回、5回と入って、牛たちも楽になったと思います。また搾乳時間に人が拘束されない。そしてその時間に合った仕事が出来るというのがとても大きなメリットだと思っています。やはり体がとても楽になりました。そして個々の牛の状態を詳しく、牛の乳質や健康状態なども数値で表してくれるのでとても助かっています。
なぜ、レリー社を選択したのか?
やはり一番は信頼性のあるメーカーということでレリー社にこだわりました。導入前に様々な現場を視察したのですが、やはりレリー社のロボットが一番スムーズに牛がロボットに入っており、とても仕事がやりやすいなと思ったからです。また、赤い色が格好良かったことも理由の一つです。

導入される方へアドバイスはありますか?
やはり搾乳ロボットも給餌ロボットも24時間365日どちらも動いてもらわなければならない機械なので、アフターサービスだけではなく、日々の清掃や点検をしっかりすることが重要だと思います。 稼働して5か月(2022年10月取材時)で、やっと私達も慣れてきたところですが、これから検討される方々にも、いろいろと試行錯誤して頑張ってくださいと伝えたいです。
将来の構想
今の情勢もあってなかなか先行きは不透明ですが、将来的にはもう少し規模拡大して地域のリーダーとして進んでいけるような経営体を目指していきたいと思っています。 そして牛も人も健康で、これからも楽しく仕事ができていければいいなと思っています。
CATTLE CHUMS様インタビュー
CATTLE CHUMS様のインタビュー動画を掲載しております。是非ご覧ください

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