Feeding, Milking
"レリー ベクターの多回給餌で牛群全体の質が上がりました"

株式会社GOOD FARM様(北海道中標津町) 代表 佐藤 翔平 様
導入インタビュー
■飼養頭数:250頭
■搾乳頭数:100頭(搾乳ロボット:85頭、アブレストパーラー:15頭)
■作業人数:4名(ご本人・ご家族3名)
■導入設備
・アストロノートA5×2台
・給餌ロボット ベクター
・フィードステーション Cosmix
※2021年8月 取材時の情報
導入のきっかけは?
・給餌ロボット ベクター
元々他社の自動給餌機と迷っており、その時に新しい自動給餌機がコーンズ・エージーから出るという話を聞きました。YouTubeなど色々な動画で見て、その時に良いなと、これはいけそうだなと思い導入を決めました。

製品の良い点は?
・搾乳ロボット アストロノートA5
1つは餌を求めて牛が自分からロボットに入ってきて、そして自動で搾ってくれる、そのことがすごくよかったなと思います。搾乳をしなければならないということから解放され、すごく体が楽になったという実感があります。もう1つは思っていたよりもロボットに合わない牛が少なく、多少乳頭配置の悪い牛や、後ろの乳頭がくっついているような牛でも時間をかければ装着できる、思っていたよりどの牛でも搾乳できるなとすごく感心しました。
・給餌ロボット ベクター
まず、多回給餌が出来ることです。普通の自動給餌機は多くても8-10回ほどと聞いていました。ベクターは現在、夜間は稼働を止めていますが、朝8時から夜12時までの間に多い時で27回給餌することが出来ます。多回給餌が出来ることにより、牛の疾病はだいぶ減っているのではないかと思います。第4胃変異もスタートして1週間目で1頭出た以外は一切、命にかかわるような牛は出ていないので、ベクターによる多回給餌のおかげかなと思います。そして乳量もどんどん伸びており、導入前までは23-24㎏の牛群でしたが今では乳量が36㎏まで増えたのでそこは搾乳ロボットとベクターのおかげかなと、入れてよかったなと思っています。

牛の状態で変わった点は?
牛が(太っているという意味ではなく)しっかり食い込めているような、丸くお腹がしっかり張っているような形になったことと、毛艶がとても良くなりました。今まで毛がボサボサの牛が何頭もいたのですが、そういう牛もいなくなりすごく食い込めているのだなと。餌を食べられない弱い牛が今までいましたが、そういったこともなく何回も給餌できるのでそういう面ですごく頼りになっています。
搾乳ロボットを導入して変わった点は?
搾乳する時間が極端に短くなったことですね。今まではパイプラインで100頭の搾乳をしており2-3時間ほど時間がかかっていました。現在はアブレストパーラーで15頭、搾乳時間は30分、残りの牛はロボットが搾ってくれているので作業時間が大幅に短縮されました。

当社のソリューションが選ばれる理由
お客様自身と牛のための選択の自由と幸福。高品質の牛乳を生産しながらお客様にも牛にももたらす柔軟性と健康。これが当社が提供する牛舎コンセプトです。搾乳から給餌まで、そして牛のケアから牛舎照明までをサポートいたします。

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